新しく「体験交流施設」が出来るらしい
筆の里工房の北側に、新しい施設が出来ます
突然ですが、「筆の里工房」はご存知でしょうか?
世界的に有名な熊野筆の産地:熊野町のシンボル的な博物館で、
『筆の歴史と文化』
『筆に関わる文化・芸術』
を紹介するだけでなく、伝統工芸士さんによる筆づくりの実演や様々なアート教室、イベントが開催されるなど、歴史、文化芸術を楽しく学べる施設です。
小中学校が熊野町の近隣だった人は、社会科見学などで来たことがある人も多いかなと思います。
この筆の里工房の入口から、道を挟んで北側、上の地図:赤点線あたりに、令和7年秋ごろ、「体験交流施設」が出来るそうです。
どんな施設が出来るの?
熊野町では、長年、こうした話があったそうで、
年長者の皆様にお伺いすると、
「道の駅が出来るんじゃろ?」
「もっと昔は、『ホテルが出来る』いう話もあったじゃろ」
などなど、色々なアイディアが考えられていたみたいです。
(単なる噂話なのかもしれませんが。。。)
熊野町HPによると、
『(仮称)筆の里創造の丘公苑「体験交流施設」』
とあります。
体験交流施設って何?
どんな施設にしたいのか、詳細は熊野町HPにある、こちらの資料で閲覧できます。
https://www.town.kumano.hiroshima.jp/www/contents/1655267871407/files/setumeisyo1.pdf
※2022年夏頃の写真ですが、現地はこんな感じになってます。
上記URLでは、情報が盛り沢山なので、ポイントを抜き出すと・・・
『町民が憩い、集える、町民のための場所』
というキーワードが目に留まります。
上記PDFの1ページ目の後半に「目指す姿」として、下記6つが挙げられています。
1.発想力や創造力を発揮した創作活動が協働して展開され、演出される。
2.新しい自分を見つける自律的な探求の取組がなされる。
3.多彩なアート活動を通じて「くまのらしさ」がデザインされ、
発信される。
4.自然・くらし・文化・産業が調和した「くまのの魅力」が
再確認され、磨かれる。
5.「そこに居るだけ」の心地よさと価値感が実感でき、
たおやかさや寛容さが醸成される。
6.ミュージアムを含めた全体空間のなかで、
国や地域、世代を超えた交流の輪が広がる。
「筆の里工房」と隣接していることもあり、
筆を中心とした創作活動や、熊野の自然や文化・歴史・産業も含めた
熊野町の魅力を軸にしながら、町民が集い・憩う空間を目指しているようです。
みんなで創る、みんなで育てる施設
どうすれば、色々な人に、この施設を利用してもらえるか?
どうすれば、「集い・憩う空間」になるのか?
子育て中の方もいらっしゃれば、ご高齢の方もいらっしゃいますし、
年齢だけでなく、お仕事環境や家族構成、
趣味趣向など、当然、様々な人がいらっしゃいます。
同じ人でも、今の環境で感じている事が、将来変わることも多いでしょうし、直近のコロナ禍のような、大きな変化が生じれば、価値観や考え方も大きく変わるかもしれません。
私が
子供の頃は、黒電話をギーコ、ギーコさせていましたが、
今やスマホで何でも出来るようになりましたし、テクノロジーの進化によって、求めることが、どんどん変わっていくかもしれません。
様々な方の意見をヒアリング
とはいえ、先ずは、目指す姿に向け、色々な方々に、このコンセプトを踏まえ、どんな施設がいいか、ご意見を聞いています。
初回は、これからの熊野を担う高校生。
熊野高校の皆様にご意見をいただきました!
施設の設計を担う建築士さんが講師となり、仮の模型を見ながら、
ワイワイと、楽しく
「こんな場所になるといいよね」
「こんなことが出来るといいね」
といった意見を沢山出して頂きました。
NHKさんに取材して頂き、放送されたので、ご存じの方の多いかもしれません。
大人の部としても、これまで3回、色々な立場の方からご意見を頂戴しております。
以下は、今年1月14(土)に町民向けのワークショップの様子です。
60代から10代まで、様々な方から色々な視点で、アイディアを頂戴しました。私(40代後半のおじさん)では、思いも付かない意見も出ていました(笑) ←この表現がおじさん。。。
みんなで創ろう!
上記ワークショップで出た意見なのですが、
「流行を追いかけ過ぎず、熊野町らしさを失わず、みんなで良い施設にしていきたい」ですね。
今後も、この施設の情報、適宜発信していきたいと思います。
この記事を読んで、
「こんな施設にしたい」
「もっと詳しく聞かせて」
と思った皆様!是非、ご意見お伺いさせてください!
よろしくおねがいします!!